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日本は世界有数の温泉国ですが、こと天然の炭酸泉については、その数が非常に少ないことや、泉温が低くて使いづらいことなどの影響で、これまで気軽に入浴することが難しいタイプの温泉でした。
一方、ヨーロッパでは古くから炭酸泉の効用が広く活用され、19世紀半ばのドイツではすでに心臓病の治療に効果があるものとして認識されていました。
日本の研究者たちも炭酸泉の優れた生理的効能に着目はしていましたが、良質な天然炭酸泉が噴出する地域がヨーロッパに限定されていたことや、これを空輸して日本に持ち込もうとしても、輸送している間に温泉内の二酸化炭素が抜けてしまい、炭酸泉ではなくなってしまうことで、研究しようにも高濃度の炭酸泉が手元にないという状況でした。 |
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| そんななか、三菱レイヨン・エンジニアリング社が1997年、人工的に1000ppm以上の高濃度の炭酸泉を人工的に発生させる装置の開発に成功します。これをきっかけに医大教授など研究者らによる「人工炭酸泉研究会」が発足。高濃度の人工炭酸泉がからだに与える効果のさまざまな研究が本格的にスタートし、臨床データの取得などによって、血管障害、自律神経障害、神経障害に効果がある療法として認識されています。これに先立つ1996年には、炭酸泉の本場・ドイツのフライブルクで開催された「炭酸泉国際会議」では、別表のような炭酸泉療法の適応が発表されており、副作用の危険性が極めて低い療法として今後の活用の広がりが世界的にも期待されているところです。 |
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| 高濃度人工炭酸泉は、ぬる湯(37−38℃)に10分以上入浴することで、大量の発汗作用が得られる、いままでにないお風呂のことです。 |
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■末梢血管抵抗が減少して血圧が下がります。
■血液循環の改善により、疼痛物質や老廃物を効率よく排除します。
■自律神経へ直接作用することにより、リラックス効果が得られます。
■血流量の増加により、新陳代謝が活発化します。
■弱酸性の水質なので、アストリンゼン効果(肌の引き締め)による美肌効果があります。 |
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